イラストレーターとAdobe Illustratorの関係

Illustrator?

過去、社会人向けのマンツーマンのパソコンスクールにいました。
WordやExcel、PhotoshopやIllustratorなどのアプリケーションのインストラクションもしていたのですが、あたらに学びたいな~と入学を検討しに見学する方の話を聴くなどのカウンセリングもしていました。




カウンセリングでは、人生模様であったり、これからこうなりたいなど夢や目標を持った人、なんとなく自分を変えたい、就職のために、仕事の幅を広げたいなどさまざまな想いや身の上話を聞きました。
その人の人生が良きものになるよう、重要なターニングポイントに関わることもあるので、色々と真剣に考えて話を聞いては提案していました。

印象に残っていることを。
その女の子は「イラストレーターになりたいんです。」といいました。
続けて
「だから、Illustrator を習いたいんです。これができるようになったらイラストレーターになれますよね?」と。

ぜひ、イラストレーターになってもらいたい。でも、AdobeのIllustratorというアプリケーションを使いこなせたから、イラストが描けるようになるかと言ったらそういうことではない。。。
そして、イラストを描けなくてもIllustratorを使う機会はある。
なかばどちらのAdobeのIllustratorなのかイラストレーターの話をしているのかわからなくなりつつ、
「普段、絵を描いていてますか?」と聴いたら
「まったく・・・」と。
アプリケーションはあくまでツールであり、ペンというツールが使えても絵が描けるかというとそういうわけではない。
でもIllustratorというアプリケーション名から、そんな夢も叶えてくれるような気がするのはとてもわかる。
もしかしたら、Illustratorをきっかけに描けるようになるかもしれない。

でも・・・今ではないだろうなと思い、はなしました。
「イラストレーターになりたいといくら自分が思っても、イラストレーターとそう呼んでくれるのは周りの人で、イラストレーターになろうなんて思わずに毎日ひたすら描いている姿を人がみて ああ、あの人はイラストレーターなのだ。と認識されるのだと思うのですよね・・・」
と。
入学してもらえればありがたいけど、6万弱払い、10時間ほどでアプリケーションのIllustratorを学んで、「あれ?イラストレーターになれない、私・・・」と思うのは悲しい。アプリケーションだって高額だ。
私がイラストをレクチャーできればいいのだけれど。。。

寂しそうにしていたけど、なんか夢をもぎ取ってしまった気もするけど、それを知って絵を書きまくった後、アプリケーションに触れてあくまでも多数の中のひとつのツールとしてIllustratorを学んで欲しいと思ったのでした。
もしくは、イラストレーターという道ではなく、Illustratorを学ぶ機会もあるかもしれない。

今、どうしているだろうか・・・。あいつめ~!と思っただろうな。

何になりたい、どうしたらいいのか?の何に呼称が上がったらそれを頼まれもしないのにやっているのか?とまず確認したい。
何になりたいという答えは、もっと横断的で普遍的で抽象的なものだと思う。